【キッチンの動線】が調理時間を決める?最小限の動きで完結するキッチンのレイアウトの考え方

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こんにちは、大阪の水回りリフォーム専門の上田です。

毎日の料理で手は抜きたくないけど、キッチンに立つ時間はなるべく減らしたい。

その気持ち、よく分かります。

ちょっと矛盾した考えにも見えますが、キッチン動線をしっかりと考えたレイアウトに変更すれば、そのお悩みは解決するかもしれません。

キッチン動線で使いやすいキッチンへ

家事の中でも、特に時間が掛かるのがキッチンでの炊事。調理はもちろんのこと、洗い物や後片づけなど、やらなければいけない作業は山ほどあるので、少しでも時短して自分の時間を取りたいですよね。

そんな、少しでも時間を短くしたいキッチンでの作業の邪魔をしているのは、キッチンのレイアウトかもしれません。

キッチンでの人の動きである

「動線(どうせん)」

を意識したレイアウトに変更することで、作業効率はアップし時短に繋がります。

逆に、このキッチン動線を意識していないレイアウトだと、作業効率が悪くて時間がかかる。

また、無駄な動きが多いので、とても疲れてしまうキッチンになっている可能性もあります。

そこで今回は、キッチン動線について徹底解説したいと思います。

使いやすいキッチン動線の基本

基本的なキッチンの動線です。

  1. キッチンの動線は調理の流れを踏まえて考える
  2. キッチンの動線の横移動は効率が悪い
  3. キッチンの動線は三角形で考える
  4. キッチンの動線のキッチントライアングルは狭い方がいい?
動線(どうせん)

建物の中で人が自然に動く時に通る経路の事で、建物の間取りを考える上で重要なものです。 

何を重要視するかで動線の計画は変わりますが、基本的には動線の上に障害物がない、動線が長すぎないように設計します。

キッチン動線は、調理の開始から食器を収納場所へ戻すまでの作業を、一人のひとが行った時にどういった動きになるかを考えるものです。

キッチンの動線は調理の流れを踏まえて考える

キッチン動線を考える上ではじめに考えるのは、調理の流れです。調理の流れは一般的に、

①食材を出す→②洗う→③切る→④加熱する→⑤配膳する 

となります。これを場所に置き換えると

①冷蔵庫→②シンク→③調理台→④コンロ→⑤配膳台・食器棚 

となります(配膳台は一般的に調理台を使用することが多いですが)。では、この①~⑤の順番に並べて行けば良いレイアウトかというとそうでもありません。

ベルトコンベアのような流れ作業で全ての料理が完成すれば楽ですが、実際にキッチンを使うときには、この5つの場所を行ったり来たりする事がほとんどだからです。

キッチンの動線の横移動は効率が悪い

キッチン動線

炒め物で使うケチャップやソース、お味噌汁で使うお味噌などは冷蔵庫にある事が多いですよね。

となると、コンロから冷蔵庫へ調味料を取りに行き、コンロへ戻って使い、また冷蔵庫へ戻してとキッチンを行ったり来たりしなければいけません。

先ほどの配置順で考えると、冷蔵庫とコンロの間にはシンクと調理台があります。

一般的なサイズのキッチンであれば、この配置だと冷蔵庫とコンロの距離は2m程。

お味噌を冷蔵庫から取ってまた戻すだけで、6mも横移動をする事になります。

キッチン動線

食材を取り出す段階でそれも用意しておけばいいのですが、なかなかそれも難しい話です。

キッチンの動線は三角形で考える

キッチン移動▼

そこでキッチン動線を考えた時、冷蔵庫、シンク、コンロの3点を結ぶと三角形になる方が使いやすいキッチンとされています。

冷蔵庫がコンロやシンクの後ろ側にあれば、横に移動しなくても振り向くだけで済むようになるので、キッチン内での移動が格段に楽になります。

このコンロ、シンク、冷蔵庫の3点を結ぶ三角形をキッチントライアングルと言います。

キッチントライアングル

作業スペースも考えて、全ての辺の合計が3.6~6.6m前後だと快適に作業できるキッチンとされています。
 

キッチンの動線のキッチントライアングルは狭い方がいい?

このキッチントライアングルの3.6m~6.6mという数字ですが、かなり差がありますよね。

3.6mに近い方が使いやすいのか、6.6mに近いほうが使いやすいのかは気になるところです。

これは個人的な考えですが、私は3.6mに近い方がキッチンは使いやすいと思っています。

キッチン動線図多く場合、1回の食事で作る料理はひとつではありません。また1品しか作らないにしても、冷蔵庫、シンク、コンロを一周するだけで調理が終わることはまずありません。

冷蔵庫、シンク、コンロを何往復もするわけですから、ここの距離は短いほうが効率的で楽だと思っています。

「あ、あの調味料を出さなきゃ!」という時にぱっと冷蔵庫に手が届く、コンロで使った調味料が手について洗いたい時にシンクがすぐそばにある。

こういった細かなところも、積み重なれば大きな時短に繋がりますし、なによりストレスが少なくなると考えています。

キッチン動線最強はA型キッチン

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そんなキッチン動線、キッチントライアングルを考えた時に、一番効率よく動けるキッチンの形がA型キッチンです。

一番基本的な横一線のI型、広い空間を活かせるアイランド型、対面キッチンで人気のペニンシュラ型など、キッチンにはいろいろなタイプがありますが、動きの効率を考えればA型キッチンが最強ではないでしょうか。

A型キッチンの魅力

A型キッチンはL型キッチンの進化版と言えるキッチンの形です。まず、L型キッチンがどんなものかと言いますと、文字通りキッチンが直角に曲がっており、キッチントライアングルを形成しやすく、広い作業スペース(調理台)が取れることが特徴のキッチンです。

ただ、キッチントライアングルは大きくなりがちで、辺と辺が重なる角の部分は使いづらくてデットスペースになる事も多いのが難点でした。

そこで、A型キッチンは辺と辺の重なり部分を出っ張らせることで作業スペースを広くし、デッドスペースであった角の部分をメインの作業スペースに変えたのです。

さらに、離れて設置することがほとんどであったシンクとコンロを角部分に近づけたことで、シンク⇔作業スペース⇔コンロの移動がほとんど体を動かさず可能となっています。

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他のレイアウトにも左右はされますが、キッチンの形だけで考えれば、A型キッチンが一番無駄なく効率的に調理できるキッチンと言えるでしょう。

ただ、このA型キッチンはTOTOのクラッソというシリーズにしか採用がありませんので、そこはご注意下さい。

キッチンの動線で大切な冷蔵庫と食器棚

キッチン動線を考える上で、キッチンの形も大切ですが、それ以上に重要なポイントがあります。

  1. キッチンの動線で冷蔵庫の配置で考えるべきこと
  2. キッチンの動線で冷蔵庫の意外な落とし穴
  3. キッチンの動線の食器棚は調理と後片付け両方に関わる存在

それは冷蔵庫と食器棚の位置です。

これは、シンクとコンロの位置は基本的にキッチンメーカーによって決められた範囲でしか動かせませんが、冷蔵庫と食器棚は自由に配置することができるからです。

キッチンの動線で冷蔵庫の配置で考えるべきこと

キッチンで一番重要なのは、なんと言っても調理をするときにどれだけスムーズに動けるからです。

冷蔵庫とシンクや調理台は近い方が使いやすいのは当然ですが、前にも書いたようにコンロから遠くても不便です。

ただ、買ってきた食材を冷蔵庫へ入れる時、あまり奥まった場所にあると入れるのは大変ですし、食事中にドレッシングやマヨネーズを取りに食卓から冷蔵庫へ行くこともあるでしょう。

それを考えると、冷蔵庫はキッチンとリビング・ダイニングの境目付近に配置することがベストだと言えます。

食事中でなくても、飲み物やアイスを取りいくなど、何かと人の出入りと物の出入りが激しいのが冷蔵庫です。

調理中に誰かが冷蔵庫に物を取りに来た時、調理するキッチン動線と被っていればお互いが邪魔になることは間違いありません。

冷蔵庫を設置するときは通路の幅も計算しないとスムーズに出し入れが出来ないです。

詳しくは▼キッチンの通路の幅を【誰よりも詳しく】紹介した!冷蔵庫の事まで考えて。

キッチントライアングルを考えることも重要ですが、こういった視点も忘れないようにしないと、結果として使いにくい、効率の悪いキッチンになってしまいます。

キッチンの動線で冷蔵庫の意外な落とし穴

もうひとつ、冷蔵庫を配置する上で注意することがあります。それは冷蔵庫の開く向きです。

置いてみてから使いにくい事に気がつくということもある冷蔵庫の開きの向き。

基本的には開く方向に壁や棚がないようにして置きます。壁に近い場合は、開いたドアと壁が平行になるように置くと使いやすいです。

最近は両開きの冷蔵庫もありますが、この場合は両サイドにゆとりがないといけませんので、特に注意が必要です。

また、キッチン動線とは少し離れますが、あまり空気の出入りがないところに冷蔵庫を置くと、冷やす効率が悪くなって電気代が掛かったり、冷蔵庫の寿命が縮んだりすることがあります。

そこまで考えて冷蔵庫を置ければベストですね。

冷蔵庫の置き場を紹介した他の記事です。

参考▼狭いキッチンに冷蔵庫置けない!聞いてる?設計士さん!同じ事2回も言わさんといて!!

キッチンの動線の食器棚は調理と後片付け両方に関わる存在

食器棚も冷蔵庫と同様にレイアウトを考える上で重要なものです。それは、冷蔵庫と同様に自由に配置できる事と、食器棚は調理と後片付けの両方に関わってくるからです。

調理で食器棚が出てくるのは配置の場面。ですので、食器棚はコンロや配膳台(一般的には調理台と共通)に近い位置の方が使いやすいです。

しかし、同時に食器を片付ける場面も考えなくてはいけません。この場面では、食器洗乾燥機や洗いかごに近いほうが便利です。

どちらにも対応できる位置がベストですが、なかなかそうはいかないことも多いでしょう。

その場合は、調理の時に使いやすい位置を優先した方がいいと思います。

これは後片付けに使う時間より、調理時間の方が長いからです。

より長く時間が掛かる調理の効率を優先した方が、時間短縮につながる場合が多いですし、もちろん個人差はありますがストレスの軽減にも繋がりやすいです。

使いやすいキッチンはご家庭によって異なる

さて、ここまで効率的で使いやすいキッチン動線についてお話してきましたが、最後に忘れてはいけないことは、使いやすいキッチンとは、使う人、またはご家庭の環境によって変わるということです。

キッチン動線は効率よく短い方が良いとしましたが、A型キッチンでは狭い感じがしてストレスが溜まるという方もいらっしゃるでしょう。

また、冷蔵庫は出入りが多いので奥まった場所には置かないほうが良いとしましたが、二人暮らしのご家庭では、そこまで考えなくてもいいことだと思います。

ベストなキッチンは人それぞれ、その時の状況次第で変わるものです。

もしキッチンの使い勝手や効率で悩まれているなら、ぜひ一度ご相談下さい。一緒に最適なキッチン動線を見つけていきましょう。

 

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