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失敗しないキッチンリフォーム!マンション編




マンションのキッチンをリフォームする場合、戸建てのキッチンリフォームとは違い、マンションのリフォームには、構造上や管理規約上の制約があります。

今回は、マンションのキッチンリフォームの際に何に注意すればよいのかをご紹介したいと思います。

マンションのキッチンリフォームでできないこと

マンションのリフォームは戸建てのリフォームと異なり、管理規約上やマンションの構造上、行うことが出来ないリフォームがあります。

キッチンリフォームで制約を受ける可能性があるものとして、

  • ●キッチンの場所の移動
  • ●IHヒーターへの変更
  • ●床材の変更

などがあります。これらについて詳しく説明していきます。

キッチンの位置が変更できないかも!

マンションの場合は戸建てと異なり、キッチンの位置を動かすことが出来ない場合があります。配管の位置や造りによって、位置を変更できるかが異なってくるので注意が必要です。

床下に多少余裕がある場合はキッチンの移動が可能です。しかしどこまで移動できるかは床下の余裕がどこまであるか次第になりますので、確認が必要です。

また、階下の天井裏を通る場合は排水管を動かすことが出来ないので、キッチンの位置を変更することは難しくなります。

一般的に、1980年代前半以前のマンションは構造的にキッチンを動かすことができないものが多く、2000年代以降のマンションは床下にスペースが確保されていて、キッチンを動かしやすい構造になっているものが多いようです。

本格的なプランなどに入る前に、まずは図面を見せて相談するようにしましょう。

参考記事:【システムキッチンを移動】ズバッ!と費用も公開しています!!

IHクッキングヒーターに変更できないかも!

最近では、安心安全のために、人気のIHクッキングヒーターに変えたいと考えているご家庭も多いのですが、IHヒーターは200Vの電圧が必要なものも多く、電気容量を上げる必要が出てきます。

IHヒーター以外の調理器具も利用する場合には50アンペア程度は必要としますが、マンションによっては管理組合への確認が必要になります。

特に古いマンションの場合は建物全体への電気供給量に制限があり、難しい場合もあります。

キッチンリフォームの計画をする場合は、早いタイミングで管理組合もしくは管理会社に相談するようにしましょう。

希望の床材に変更できないかも!

各マンションには、それぞれの管理規約が存在します。規約内ではリフォームに関する設備や建材に関しても細かく記載されているケースが多く、戸建て住宅のように好きなものを選ぶということはできません。

多くのマンションでは管理規約の中で階下住民への生活音の配慮として「防音規定」が定められています。そのため、この基準を満たす形でリフォームを行わなければなりません。

具体的に多い規定が、

  • ●フローリング材の遮音等級(L-45やL-40など)が指定されている
  • ●下階や近隣の住民の同意が必要とされている
  • ●フローリングへのリフォームそのものを禁止している(最も厳しいパターンの規定)

といったルールが管理規約の中で定められているマンションが多数です。リフォームをする際には、管理組合から最新の管理規約を入手して、必ず確認するようにしましょう。

参考記事:キッチンの床は何がいいの?いろんな床のメリットデメリット

マンションのキッチンリフォームで注意すること

マンションのリフォームでは、上記で説明したような管理規約や構造上の問題などで注意しなければならないことがあります。

キッチンを移動する場合の注意点

キッチンの移動が出来る場合でも、移動範囲には制限があります。床下にゆとりが無い場合は、遠くに移動させることは配管の勾配が無くなってしまうため難しいという事情があります。

逆にゆとりがある場合は、多少遠くに動かしても十分な勾配が確保できるので問題がありません。このようにマンションの構造によって移動範囲は異なってきます。

マンションの場合は戸建てと異なり、間取りを大幅に変えるのは難しい場合があるため、キッチンだけを広くするとリビングが狭くなってしまうなど影響が出てしまいますので、キッチン自体のレイアウトも、見た目だけではなく使い勝手を考慮する必要があります。

使いやすいキッチンのレイアウト

使いやすいキッチンレイアウトのポイントとして、キッチンの動線を考慮する必要があります。動線が悪いと使い勝手も悪く、効率的に家事を行うことが出来ません。

一つの動線の組み立て方として、コンロ、シンク、冷蔵庫の3点を結ぶ三角形の辺の合計が510cmだと快適な作業が出来るレイアウトになります。リフォーム前に確認してみましょう。

参考記事:【キッチンの動線】が調理時間を決める?最小限の動きで完結するキッチンのレイアウトの考え方

通路幅とキッチンの寸法を考えたレイアウト

キッチンの通路幅は1人で利用するならば90cm程度、2人で利用することを考えている場合は1m20cm程度の幅を確保できると使い勝手が良くなります。

キッチン内では動きが出るので、使いやすいレイアウトのためにはこれくらいの通路幅が必要になりますが、マンションの場合、他の間取りとの関係もあり、理想の通路幅を確保するのは難しい場合があります。

またキッチンの高さはキッチンを最もよく利用する方の身長で計算するとよいでしょう。

最適なキッチンの高さは以下の計算式が目安になります。
カウンターの高さ=身長÷2+5 cm(160cmの場合は160÷2+5=85cmが目安です)

参考記事:【キッチンの高さ】で腰が痛い主婦の方!2つの大事なポイント教えます

マンションの管理規約で注意すること

マンションの管理規約によりリフォーム出来る内容に制約があるので注意が必要です。

それぞれのマンションで内容は異なりますが、よくある規約には以下のようなものがあります。

  • ●床の材質に関する制約
  • ●電気の容量やガス給湯器のサイズに関する制約
  • ●騒音防止のための遮音等級による制約
  • ●リフォームの工事時間に関する制約
  • ●リフォーム機器の搬入や組み立てに関する制約

マンションによってはリフォームする際に管理組合の承認が必要なところもありますので、その点も確認しておくとよいでしょう。

マンション管理組合の手続きを代理で行ってくれるリフォーム会社もありますので、見積もり時に確認しておきましょう。

マンションのキッチンリフォームをするときのリフォーム会社の選び方

マンションのキッチンリフォームを行う際のリフォーム会社選びですが、「マンションリフォームが得意か?」「水回りのリフォームが得意か?」の2点が重要です。

リフォーム会社であれば水回りやマンションのリフォームを行った経験はあるでしょう。

しかし重要なのは実績ではなく「得意」かどうかです。そのリフォーム会社のホームページなどで、施工事例などを確認することも必要です。

水回りリフォームが得意な会社の特徴

  • ●キッチンを安く仕入れることが可能なため、比較的安価にリフォームができる
  • ●キッチンリフォームで失敗に陥りやすいところを知っているため、クレームが少ない
  • ●キッチンリフォームの経験が豊富な職人を多く抱えているため安心して工事を任せることができる

マンションリフォームが得意な会社の特徴

  • ●マンションの構造や管理規約に詳しい
  • ●管理組合や周辺住民との付き合い方がわかっている

以上の様なリフォーム会社であれば、安心してマンションのキッチンリフォームを任せることができるでしょう。

マンションのキッチンリフォームで失敗しないために

戸建てと違って集合住宅ならではの内容もありますので、次にご紹介する手順でリフォームの計画を進めていくことをおススメします。

  1.  どのようなキッチンにしたいかをしっかり決めておきましょう。
  2. 管理規約を確認して出来ることと出来ないことを判断することが大切です。
  3. マンションや水回りの得意なリフォーム会社を探すことが成功のポイントです。
  4. しっかりと現地調査をしてもらいプランと見積もりをしてもらいましょう。(2~3社相見積もりを取りましょう)
  5. 提案されたプランを検討してリフォーム会社と契約する
  6. 管理組合に報告し近隣住民へ周知するようにしましょう(リフォーム会社が代理でしてくれる場合もあります)
  7. リフォームに着手
  8. リフォーム完了後に引き渡しをして完成

マンションのリフォームでは管理規約の確認やリフォームの着工前に管理組合に報告するなど、戸建てでは必要ない手続きが必要になります。
これらの手順を忘れてしまうと、最悪の場合はリフォームのやり直しが必要になることもあるため、注意が必要です。手順に沿って進めることで、間違いないリフォームを行うようにしましょう。

まとめ

キッチンのリフォームでも戸建てとマンションでは出来ることや、注意すべきポイントが違います。

マンションならではの制約事項をよく理解したうえで、マンションと水回りのリフォームに強い会社に工事をお願いすることが、マンションリフォームの成功の秘訣と言えます。