洗面所の壁が水に濡れる。
カビが生えてクロスも捲れて見るたびにストレスになる。
もくじ
水はね
水回りの悩みで多いのは水はねです。キッチンのシンク回りなどは、水はねをしても大丈夫なようになっている場合が多いです。
それはキッチンパネルを貼っているからです。
壁にキッチンが囲まれてる時は、ほぼキッチンパネルでカバーできます。対面式のキッチンの場合は、アクリルのスクリーン。
ガラスのスクリーンで水はねを防ぐ方法もあります。
水はねを防止する用品はネット通販などで、さまざまなタイプが販売されています。今回は洗面所の水はねの防止です。
洗面所の水はねの悩み
洗面所で歯磨きや洗顔、シャンプー、お掃除などで意外と水はねするんだなと感じていらっしゃる方も多いのではないでしょうか?
洗面所は使用頻度が高い場所でもあり、掃除をする奥さまは、水はねしないように気を付けて使用したり。
毎回水はねを拭いたりしていても、ご主人様やお子様は水はねを気にせずジャブジャブ使用。。。という光景はどこのおうちも一緒だと思います。
我が家でも洗面台と接する壁面クロス部分の汚れ防止のため、ビニールを取り付けてみましたが、見栄えが悪い。
貼ってはがせるクロスを部分的に貼ってみようかと考えてみましたが、コンセントがあるのでキレイに貼ることができるのか。
また、はがした時にもともとのクロスが変になっていないかなどを考えると、実行に移せないでいます。
洗面台と接する壁面に水はねした水分が染み込む、もしくは下にたまったりするとカビの原因になります。
クロスを貼りつけるノリは水に弱いため、クロス剥がれの原因にもなります。
洗面所の水はねの解決策
洗面所の水はねの解決策として人気の高い方法をご紹介します。
パネルを貼る
洗面台の横の壁にパネルを貼ります。もちろん水にぬれても大丈夫な材質です。パネルの厚さは約3ミリほどです。
大きさは縦が2M40cm、横が93cmです。一般的な洗面台は奥行きが60cmもないぐらいなので、洗面台の横に貼っても十分水はね箇所はガードできます。
色や柄も大変多く、壁のクロスや床のクッションフロアーなどとデザインを合わせる事が可能です。
また、表面が鏡面のようにツルツルしてるので後から吸盤式のタオルかけを追加する時など、女性の方も手軽に設置できます。
特殊な工具や、業者に設置依頼の必要がありません。取り外すときも穴をあけないので簡単に外せます。
お風呂の残り湯を使用し、洗濯される方は洗濯機まわりにもパネルを貼ることをお勧めしています。
洗濯機後ろは掃除がしにくい部分でもあり、クロスが汚れやすいところでもあります。パネルにすることで、汚れてもサッと拭くだけで、キレイになります。
トイレの手拭タオルを掛ける面だけを、パネルにされる方もいらっしゃいます。
洗面所にパネルを貼る事のメリット
洗面所の水はね防止に貼るパネルはさまざまなメリット、特徴があります。
- 多彩なバリエーション
- 熱や湿気に強い
- 衛生的で安心
- お手入れが簡単
- 丈夫で衝撃に強い
- 固くてキズに強い
1.多彩なバリエーション
単色、木目、石目と、さまざまなバリエーションが133柄
2.熱や湿気に強い
沸騰水がかかっても変色しません
3.衛生的で安心 抗菌
湿気の多い洗面所も菌の増殖を抑える
4.お手入れが簡単
表面は汚れが付きにくく、お手入れもサッとひと拭き
5.丈夫で衝撃に強い
硬度 強度に優れたパネル
6.硬くてキズに強い
表面層はキズに強い壁面化粧材
パネルを貼る工事
洗面所の壁や洗面台の横の壁にパネルを貼る工事は、とても簡単です。皆さんは工事と聞くと大変なイメージがあると思いますが。
大変なイメージの理由
『荷物の移動が大変』と、第一に皆さん、あげられます。「アレもコレも移動しないといけない。」荷物移動は当社がします。
意外と早く荷物移動はできます。5分ぐらいです。荷物をいったん置く場所だけ指定してもらえれば。
工事の方法
洗面台の横の壁と洗濯機回りにパネルを貼る工事を想定してご説明します。
まず荷物移動です。指定していただいた場所に荷物を移動します。
玄関から脱衣所までの間の床を、ブルーシートで養生します。傷やほこりで床が汚れないようにします。
洗面台を外します。洗濯機を移動します。置く場所がなければ洗面台から外して作業を進めます。
パネルを貼るカ所のクロスをめくります。クロスをめくる理由は後程ご説明します。

パネルを貼る場所にあわせて大きさを切ります。作業スペースが有れば電動工具で切りますがスペースのない場合は廊下などでのこぎりで切ります。
切ったカ所にペーパーを当てます。ペーパーで切り口を滑らかにします。このひと手間がこの後の作業の仕上がりに大きく影響します。
パネルを貼る側の壁に「専用両面テープ」を貼り、さらに「専用接着剤」を塗ります。
この時にクロスがめくれてないと専用テープや接着剤がしっかりと密着しないので、必ずクロスをめくります。
テープで動かないようにしておいて、その間に接着剤で固めてしまうイメージです。

そしてパネルを貼ります。しっかり密着するように貼ります。この時にテープの貼る箇所や貼る間隔、ボンドの量などが少なかったりすると浮いてきたりします。
パネルを貼った後にパネルと壁、天井の境目に防水ボンドを塗ります。この時に先ほどご説明したペーパーで切り口を滑らかにする作業が生かされます。
切り口がザラザラだったら防水ボンドの接着が不十分になり、後日隙間があいたりします。
パネルの切り口をきれいにしていれば、防水ボンドもきれいに密着し滑らかに添付できます。
先ほど外した洗面台や移動した洗濯機、荷物をもとに戻します。洗面台は水もれが無いように十分注意して、もとに戻します。
作業時間は洗面所の壁にパネルを2枚貼る作業でしたら、3時間ほどで完了します。(午前中)

パネルと洗面台の隙間を防水処理
洗面所に水はね防止用のパネルを貼っただけでは、完全に水はねの防止はできていません。この写真のように洗面台とパネルの間に1㎝ほどの隙間ができます。
この隙間は施工上、必要なスペースです。
この隙間から水が床に垂れてしまい、床が腐る原因です。

この隙間を防水のコーキング材で埋めていきます。回りにコーキングがはみ出さない様にマスキングテープで養生します。
このマスキングテープが綺麗に貼れてないとコーキング材がはみ出たり、太さが変わったりと仕上がりに影響します。

下準備を完璧に済ませて、コーキング材で埋めていきます。コーキング材も表面が綺麗になめらかに隙間が埋められるかが、防水処理に大きな影響を与えます。

洗面台の角の複雑な形も隙間がないようにコーキング材を埋めていきます。

ここまでしっかりと隙間をコーキング材で埋めておけば、隙間から水が垂れて床が腐食することはないです。
また水を直接当てても問題ないです。


使用商品
洗面所の水はね防止に使うパネルは「アイカ工業のセラール」です。枚数売りしていますので、1枚からでも施工可能です。
専用テープ専用ボンド。
商品 工事金額
アイカ工業
セラール(キッチンパネル)1枚
定価19800円、2枚使用 24000円
アイカ工業
セラール張り専用テープ 5巻き
定価5500円 ¥3200円
アイカ工業
セラール張り専用ボンド1本
定価1100円今回3本使用 。2400円
アイカ工業
セラール張り専用防水ボンド
定価1250円¥ 1250円
工事費用
セラール張り。荷物移動。養生
一式¥32000円
小計 62800円
税込み合計 67824円
洗面所の水はね防止リフォームまとめ
洗面所の水はねはこのように簡単に防止できます。
パネルを貼るのと貼らないのとでは数年後には明確に差が出ます。
最初にしっかりと対策を取れば普段の水はねのストレスは、ほぼ無くなります。
しっかりとパネルを貼って隙間を無くすことで洗面台でシャンプーも問題なく出来ます。
ちょっとしたときに、お風呂に入らずに洗面台でシャンプーが出来るメリットは手軽さ、時間の短縮にもなります。
洗面台でシャンプーが出来る対策の続きはこちらです。
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