こんにちは、大阪市水回りリフォーム専門の上田です。
キッチンの収納や家事導線についてのお悩みをよく聞きます。
お鍋やフライパン・ボウルなどかさばるものや、細々したものが多いキッチン用品・器具。
みなさん工夫されていると思いますが、頻繁に使うものはすぐ取り出せる所に収納し、料理や片付けがスムーズに行えるようにしています。
ガスコンロの近くに調味料などをを置き、すぐに調味ができるようにしていらっしゃるのをよく見かけます。
使いやすいけれども、油はねなどで汚れやすいというのも気になるところ。
あまり使わないものは吊戸棚行き。
踏み台を使わないと開けることができないし、たまに開けて、こんなのが入ってたんだってビックリすることはありませんか?
収納部分でありながら、普段使いできていないというのが現状。
吊戸棚の有効活用ってないのかな? よく質問されます。
キッチンをスッキリと見せたいと思っていらっしゃる方も多いです。
スッキリ見えない原因
『ものが出ている』 です。
何も出ていない状態が一番スッキリと見えます。
来客の時、キッチンはあまり見られたくないと答える方が多いです。どうしても生活感出てしまう箇所でもありますね。
リクシル オートダウンウォール

「オートダウンウォール」 電動昇降吊戸棚のことです。
スイッチ操作で棚が自動的に昇降。
目の前まで棚が降りてくるので、出し入れが楽になり、普段使いの収納として有効活用できます。
わざわざ踏み台をもってくる必要がありません。

横幅が広いスイッチバーなので、バーのどの部分をタッチしても昇降し、とまどいなく操作ができます。
スイッチバーを1回押すと自動的に動きます。
途中で止めたいときは、もう一度スイッチバーを押すと停止します。
背が低く、吊戸棚の物が取りにくい。年配の方はどうしても手の力が弱くなってしまいます。
これはスイッチ操作だけで、自動的に昇降するので力がいりません。
食器乾燥庫タイプと収納タイプ
食器乾燥庫タイプ

シンク上に設置して洗った食器類をそのまま入れることができます。
食洗機があっても、洗うものが少量の時は手洗いでワークトップの水切りかごと併用している方が多いと思います。
この食器乾燥庫タイプがあれば、ごちゃごちゃ見える水切りかごを無くすことができ、キッチンがスッキリ見えます。
また、ワイヤー棚、まな板ラック、ふきん掛けが付いています。
ふきんの置き場所って意外と困りませんか?
見せたくないときだけ食器乾燥庫に入れて、上にあげておけば見えません。
収納タイプ

先ほども書きましたが、ガスコンロの近くに置いている調味料。油はねや汚れが気になります。
引き出しに調味料を入れて、調理の際に出し入れをされている方もいらっしゃると思います。この収納タイプを調味料置きとして使用することができます。
使用頻度の高いものを入れておくのがいいですよね。
ちょうど目の前まで棚が降りてくるので、少し手を伸ばすだけで使いたい調味料を取ることができます。
調理をする時に降ろしておき、調理が終わったら上にあげておけます。
見た目もスッキリです。
まとめ
オートダウンウォールはスイッチ操作で棚が自動的に昇降。
目の前まで降りてくるので、出し入れが簡単にでき、上段も普段使いの収納ができる。
食器乾燥庫タイプと収納タイプがあり、どちらも使用するときに下に降ろし、使い終わったら上にあげておけるのでキッチンがスッキリ見えます。
まず『何を収納したいか』『どんな風にキッチンを使いたいか』を明確にし、オートダウンウォールを設置をするかを決めるのがいいと思います。
間口210㎝以上のキッチンだと、引出部分にしっかり収納スペースが確保でき、その場合はオートダウンウォールを設置しなくても対応できます。
しっかり収納スペースがあっても、オートダウンウォールを設置したいと希望される方もいますよ。
また、ショールームで実際に確認しましょう。
大きさ、高さ、実際に動かしてみて降りてくる速度など必ず確認してください。
リフォーム後に、全く使用していない や 設置しなくても良かったなど後悔しないために
『何を収納したいか』『どんな風にキッチンを使いたいか』をしっかりと考えるのが大切です。
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