今日はステンレスキッチンのご紹介です。
もくじ
オールステンレスキッチンとは?
オールステンレスキッチンって聞くと、何から何までステンレスだと思いますが、キャビネットとワークトップ(天板)の部分がステンレスの場合オールステンレスと呼ぶことが多いです。
システムキッチンはキャビネットと天板を組み立てて、調理スペースやシンクで洗い物ができるようになります。
システムキッチンの下半分の部分ですかね、上半分は、吊り戸棚と換気扇です。

この部分の材質がステンレスでできています。
システムキッチンの材質
システムキッチンで使われている材質のです。
- システムキッチンの材質
- システムキッチン 木の材質の悩み
- システムキッチン ステンレスの材質
- システムキッチン ステンレスの良さ
システムキッチンの材質
システムキッチンの材質は「木」と「ステンレス」が一般的に多く使われています。
吊戸棚は基本的に木ですね。水がかかる場所ではないので。
ステンレスのワークトップのほかに人造大理石もあります。
ステンレスか、人造大理石にするか、本当に迷いますよね。
システムキッチン 木の材質の悩み
材質が木の場合、水に濡れると弱いですね、ちょっとぐらいの水は平気ですよ。ただ、長年使用すると頻繁に水がかかる場所はふやけてきたり、黒く変色したりしますよね。
結構これが理由でリフォームする方も多いです。
とくに扉。
シンクの下の扉は水にかかる頻度が多いですよね、なのでよく、扉のこの部分が汚くなります。

この部分はどうしても接続部なので水が浸透しやすく、はがれはりしますね。
同じ材質を使用しているシステムキッチンでは安価なキッチンでも高価なキッチンでも同じ現象か起こります。
「ウチは高価なシステムキッチンやから大丈夫」
ってわけには、いかないので注意してください。
やっぱり材質なんですよね、どこの材質を高価にして長く使えるシステムキッチンにするかを考えた方が、私個人的には良いと思いますね。
何回もリフォームするもんじゃないですしね、20年、30年は使いたいですよね。
オールシステムキッチン ステンレスの材質
18-8ステンレス
ステンレスの材質はステンレスの材質の中でも特にすぐれている
「18-8ステンレス」
を使用しています。
不導態被膜
ワークトップもキャビネットもスライド収納もこの材質を使用しています。
オールステンレスキッチンの良さはやはり、サビに強いことですね。
ステンレスの表面に不導態被膜というステンレスをガードする膜があります。
この膜のおかげで、ステンレスキッチンは傷つかず、錆びずに長持ちするんですよ。
不導態被膜は再生する
この不導態被膜に傷やへこんでも再生する力を持ってるので、半永久的に不導態被膜がステンレスをガードします。
この性能を使用した、オールステンレスキッチンはいつまでも「キレイ」が続きます。
オールシステムキッチン ステンレスの良さ
オールステンレスにする良さは、なんといっても「サビ」にくい材質なので水回りに使用するにはとても適しています。
水回りに使用する材料でサビてきたら嫌ですよね。
そして日本は湿気が多い国なので、風土に適した材料ともいえます。
キッチン回りは湿気も多いですよね、いくら水をこぼさないように気を付けていても湿気はなかなか無くせるものじゃないのでありがたい材質ですね。
ステンレスキッチンは匂いも付かないので、生臭い臭いや気になる臭いもカットできるので清潔なキッチンです。
オールステンレス キッチン 価格
オールステンレスキッチンの価格ですが、グレードにより大きく変わります。
「グレードの違いって?そんなに価格が変わるの?」
このグレードはステンレスキッチンの本体の材質のグレードではなく
扉の材質です。

先ほど、キッチンの材質で「木」の材質は水に弱くふやけたり、捲れたり、黒く変色したりするとご紹介した、その部分の材質の事です。

この材質で大きくステンレスキッチンの価格が変わります。
この写真の印の箇所の名前ですが
「木口」こぐち
と言います。木口が一体になっていないから、ここから経年劣化を起こします。
「木口が一体なら長持ちするの?」
そうです!!一体であれば水も入らないし捲れる事がないです。
一体になってない扉と一体になってる扉、どっちがいいですか?私は当然、一体なっている扉にします。
何回もリフォームしたくないですよね、どうせなら一回リフォームした後は修理も、交換もできるだけしたくないです。
オールステンレスキッチンの価格ですが基本の設定で間口1800サイズで約48万からです。
同じサイズでもグレードの違いで一番良いグレードで約73万円です。
20、30万円も変わってくるんですよね、違いは先ほど紹介した扉がオールステンレスの場合です。
オールステンレス キッチン メーカー

オールステンレスキッチンのメーカーはたくさんあります。
普段耳にするメーカーや、全く聞いたことがない専門メーカーなどのあります。
クリナップ
クリナップは日本で一番売れているキッチンメーカーです。
クリナップは1960年 昭和35年から ステンレス流し台を製造して販売しています。
米びつありますよね?今は当たり前のようにキッチンにスペースにあったりキッチンに内蔵されていたり。
この米びつを業界で初めてクリナップが流し台に設置したんですよ、すごいですね。
50、60年前から採用して販売していたんですよ。
さらに、日本で一番初めに「システムキッチン」を製造販売したのもクリナップです。
クリナップが日本のキッチンを牽引していたんですね、クリナップのキッチンは私も大好きです。使いやすいし、しっかりとした組立部材があるので不具合が少ないです。
そして業界で初めてオールステンレスのシステムキッチンをクリナップが販売しました。
私は「良いシステムキッチンある?」と聞かれるとまず、クリナップのオールステンレスのキッチンを紹介します。
やはりダントツで私は好きですね、安心して紹介できる製品です。
オールステンレスキッチンのクリンレディ

クリナップのオールステンレスキッチンの代表的な商品は
クリンレディです。
クリンレディがクリナップが初めてスライド収納も含めてステンレスキッチンを販売した製品です。
天板もキャビネットもスライド収納もオールステンレスです。
クリンレディの価格ですが、基本の設定で間口1800サイズで約48万からです。
同じサイズでもグレードの違いで一番良いグレードで約73万円です。
20、30万円も変わってくるんですよね、違いは先ほど紹介した扉がオールステンレスの場合です。
少し高いかなって思いますけどその分長く、半永久的に使用できる事を考えたら十分価値はあると思います。
安い商品を買ってすぐ交換するのがすごいもったいないって思うんですよね私は。
交換する時間も、もったいないし結局費用がかかるし。
トータル的に費用が多くかかった!!とかないですか?
最初からちゃんとしたやつ買っとけばよかった!!
後悔だけはしないようにしたいですよね。
オールステンレスキッチン シンク回り

ステンレスのシンクです。
これの特徴は網カゴや排水プレートのステンレスで出来てます。
網かごは比較的、目が細かいので頻繁に中のゴミを掃除する必要があるのですが、網かごからすり抜けて排水管の中に流れ込まないように設計しています。
「これすぐ詰まるわ」
と口コミで見かけますが、ちゃんと理由があったんですね。
生ごみなどの悪臭も網かごに付かないのでいつまでも清潔に使用できます。
オールステンレスキッチンのシンクのお手入れ
シンクステンレスのお手入れは非常に簡単です。
まず、汚れにくい。
水に馴染みやすい親水性セラミック系の特殊コーティングで、汚れの下に水が入り込みます。
そして汚れを浮かします。
油汚れ、水アカなどの落ちにくい汚れもスポンジでサッと拭くだけで、落としやすくなりました。
シンクステンレスの表面に特殊エンボス加工を施すことにより、洗い物がシンクステンレスと接する面を減少。
キズがつきにくく、キズがついても目立たなくなりました。
ゴミを受け止めるカゴもステンレス、つなぎ目のないカゴにしています。
排水口回りもステンレスで、従来のようにつなぎ目に水垢やヌメリが付かない様につなぎ目のない構造です。
この隙間の掃除がやりにくいですよね、スポンジでしても中まで綺麗に汚れが落ちないし。
これが従来の排水口回り。

シンクステンレスの排水口

つなぎ目が無いだけで、お掃除は格段に楽になります。
ゴミを受け取るカゴも当然ステンレスで、つなぎ目はありません。
ステンレスなので嫌な臭いもつかず清潔に保てます。
オールステンレスキッチンの排水目皿
排水口のいたるところまで、ステンレスにこだわったシンクステンレスです。

従来はプラスティックでしたが、ステンレスにすることでお手入れ 匂い ヌメリも解消しました。

オールステンレスキッチンまとめ
オールステンレスキッチンは気になる扉のめくれもなく、水回りで気になるカビた嫌な生臭い臭いも防げます。
当然価格は高価ですけど、使用していくと金額以上の価値を感じます。
オールステンレスキッチンは傷にも強く耐久性も抜群なので清潔なキッチンに保てます。
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