洗濯機の置き場がない。
今日は洗濯機置き場がなくて困っている方へ「こんなところにも洗濯機おけるんや」って内容です。
もくじ
洗濯機の置き場所
洗濯機の置き場所でよくあるパターンです。
- 脱衣所に洗濯機置き場
- ベランダに洗濯機置き場
- 玄関に洗濯機置き場
- 室内に洗濯機置き場
脱衣所に洗濯機置き場
最近の新築では洗濯機専用スペースみたいな場所もあるぐらいですし。
洗濯機が見えないように、扉付のスペースになってるんですよ、洗濯機ってちょっと見られたくないですよね、友達とかお客さんにはできるだけ見えないようにしたいですよね。
洗濯機所の回りは洗剤やタオルや、なんやかんやでいっぱいになりがちな部分じゃないですか?
慌ててる時はグッチャグチャのままにしてたり、洗濯機にバスタオルかけてり。意外と、忘れがちな場所でそのままお客様案内。そして恥ずかしい思いをするって場所ですね。
ベランダ
ベランダに置くマンションは今でもたくさんありますね。築25年~30年以上のマンションではベランダ置きが多いですね。
洗濯機をベランダに置いて使う場合の注意ですが、やはり騒音ですよね。夜はなかなか洗濯しづらいですね。どうしても集合住宅では騒音が問題になるのが多いんですよね。
あとは、排水の水漏れ!!洗濯機って排水の水漏れが多いんですよ!
なぜかと言うと、洗濯中に排水ホースが抜けてそのまま排水がビチャーって。
洗濯中って絶対に離れてますよね。テレビ見たりゆっくりしたりしてるから、水漏れしても気づかないんですよ、気づいた時には周りはビショビショ。
よくある話です。洗濯機の水漏れは気を付けてくださいね。
玄関に洗濯機置き場
玄関に洗濯機置き場があるのは戸建ですね。築40年とかの昔ながらの家って感じのことに多いですね。
排水のホースは玄関を少しだけあけて外の溝に流してますね。
洗濯機がまだ普及してない時代の建物なので仕方ないですよね。建売で販売されてたので、ご近所さんも、大体同じように玄関においているので、こちらは、そんなに騒音問題でトラブルになることは少ないと感じますね。
私の実家は田舎にあるので、洗濯機は勝手口に置いています。勝手口に洗濯機置き場スペースがあって、出入りに邪魔にならないように設計しています。
洗濯してると、やはり音はうるさいですね、テレビが聞こえないです。洗濯機が古くなって壊れる手前はめっちゃうるさいです!!
室内に洗濯機置き場
マンションで室内に洗濯機を置くのは少し危険ですね。先ほどもお伝えしましたが排水の水漏れが起こる可能性が非常に高いです。
室内に洗濯機を置いている場合、排水のホースはお風呂場に入れています。ホース自体を固定していないので排水の勢いでホースがずれて室内に排水が流れ出す事故が本当に多いです!!
大丈夫!と思っていても何件も洗濯機も水漏れを見ているので注意が必要です!!
洗濯機置き場作る
洗濯機置き場の作り方を紹介します。
- 洗濯機置き場を作るのに必要な条件
- 洗濯機置き場を作るのに必要な工事
「洗濯機置き場を作るにはどうしたらいいの?」こんな相談をよくされます。
ベランダには置く場所がないし、マンションは玄関になんて置けないし。
洗濯機が置けるスペースは、やはり室内しかないですね。しかし、先ほど室内は危険!!と注意しました。
実はしっかりと施工をして洗濯機置き場を作れば問題なく使用出来ます。
当然、複雑な工事になるのでしっかりとした知識と経験がある水回り専門のリフォーム業者に任せる事をお勧めします!!
安易な考えでDIYで済まそうとして水漏れをおこしてしまうと、本当に大変な事になります!!
洗濯機置き場に必要な条件
洗濯機置き場に必要な条件を紹介します。
- 排水の勾配が確保できる台
- 洗濯機の電源.コンセント
- 洗濯機の給水配管.排水配管
排水の勾配が確保できる台
洗濯機の排水は勾配が必要です。必ず必要かと言うとそうでもないのですが、出来る事なら勾配は確保したいですね。
確保できるように洗濯機を置く台を製作する必要があります。
傾斜。排水が流れるように斜めにする。
洗濯機から排水するのでそれなりには流れるのですが、少し洗濯機のホースに水が残ります。
洗濯は大体毎日使うと思うので、ホースに水が少し残っても問題ないでしょう。
完全に洗濯機の排水の勾配を確保しようとすると、台がすごい高さになることがあるので洗濯機の高さとあなたの身長を考えて使いにくくならないように計算してください。
洗濯機はふたを開けて洗濯物を入れますよね、
ただ取り出すときは、よいしょって、前かがみになって取らないといけないので、洗濯機の台が高くなれば届かない可能性がでてくるんですよ。
事前にどこまでの高さなら支障がないか、把握しておく必要があります。
慣れていない業者はこういう箇所で見落としがあるので注意です。
洗濯機の電源・コンセント
当然、家電製品なので電気は必要ですね。
部屋の中ならどこでもコンセントはあるので
「延長線で電気ひっぱるわ」
って思ってないですか?
正直、延長線って邪魔ですよね。場所によるんですけど、足に引っかかる時ありますよね。
小さいお子さんや年配の方がいると本当に危険な時があります。
出来るだけ洗濯機のそばにコンセントを設置して、普段の移動の時の動線に邪魔にならないようにしたいですね。
怪我もそうですし、あとは火事の可能性もゼロではないので。
洗濯機の給水配管.排水配管
そして一番ネックになる条件です。給水配管と排水配管です。
洗濯機には必要ですね、水が。
少し違う話になりますが、最近のユニットバスってすごいんですよ。なにがすごいって洗濯機の事まで考えてるんですよ!
新築や条件が揃っている場所では、お風呂の横に洗濯機置き場が設置してあるんですが、毎日の洗濯の水代を節約するためにお風呂の残り湯を使うように設計してるんですよ!
洗濯機のボタン一つで操作出来て簡単操作です。使えるのは最初の洗いの時ですが十分節約にはなりますよね!
話を戻しますが、給水配管が洗濯機に接続できるような状況でないと洗濯できないので入念な現地調査で判断します。
知識のない業者は適当に配管を接続して、他の場所から水が出なくなったって事もあるので。
それと排水配管ですね。洗濯の水を排水するときに必ず必要です。排水配管は基本的に室内からは見えないように配管されているので、排水配管の有無の判断は非常に難しいです。
専門の業者でも自信を持って施工できる業者は少ないです。
マンションの構造や仕組み、水回りの配管に詳しい業者に相談してください。
洗濯機置き場を作るのに必要な工事
洗濯機置き場に必要な工事は先ほどの洗濯機を置く台。電気工事・コンセント。給水配管。排水配管です。
この工事はほぼ確実に必要になってきます。あとは設置する場所の状況で多少は変更しますが、基本的な内容は変わりません。
キッチンに洗濯機置き場を作る

- キッチンに洗濯機置き場
- 流し台だからキッチンに洗濯機置き場を作れる
- キッチンに洗濯機を置く幅
- キッチンに洗濯機置き場を作る施工
キッチンに洗濯機置き場
では、この洗濯機が置ける状況が成立する場所は室内でどこだと思います?脱衣所には置けない事前提ですよ。
正解は、、、キッチンです!!
キッチンに洗濯機置き場を作りましょう!!
えーーー!!って思った方、室内で他における場所がありますか?無いですよね。経験上、洗濯機の置くスペースを悩むマンションや戸建てに住んでいる方はシステムキッチンではなく、流し台を使っています。
だから、洗濯機置き場が設置出来るんですよ。システムキッチンだったら少し難しくて話が若干変わるんで、流し台を使っている方向けに紹介しますね。
キッチンに洗濯機置き場を作るのは、先ほどの配管などの条件が揃っていないと設置は難しいのですが、キッチンは全て揃ってますよね。
給水配管もある、排水配管もある 電気のコンセントもある!問題ないですね!
流し台だからキッチンに洗濯機置き場を作れる
流し台だからキッチンに洗濯機置き場を作れるんですよ。
理由は流し台は分けれるので、必要のないスペースを削って洗濯機置き場を作れます。

当然、いきなり部屋が広くなるわけはないので、今あるスペースで洗濯機置き場を作る必要がある。
キッチンの使用頻度の少ない場所を洗濯機スペースに使うことで、今以上に部屋が狭くなることはないです。
シンクは絶対必要なので残します。
年配の方などはガスコンロは危ないから使ってない場合が多いですよね、小さい電気式のコンロを使ってたり、という事はガスコンロのスペースが必要ないですね。
ガスコンロのスペースに洗濯機置き場を設置します。
または
「うちの家はこんなとこに使わないスペースあるからココに設置できへん?」
「この棚いらんから捨ててこの場所にできへん?」
など考えているあなた、まずは簡単に電話相談をおおすすめします。
気楽に「ちょっと聞きたいけど」って相談していただければ、もしかしたらスゴイ改善策などが提案できるかもしれません。
キッチンに洗濯機置き場を作る幅

キッチンに洗濯機置き場を作る幅ですが、流し台のガスコンロ台が大きさ60㎝です。
この60㎝に洗濯機置き場を作ります。
「洗濯機パンは付くの?」って思いました?
洗濯機パンは、排水の勾配が確保出来たら設置します。
洗濯機パンとは

洗濯機と排水管を接続して、万が一の水漏れにも床への漏水を防ぐ役割があります。
「洗濯機パンは絶対に必要なの?」と疑問に思わないですか?
結論から言うと
「絶対に必要はないが、あるにこしたことはない」です。
私の母親なら絶対にこう言います、「どっちやねん!!」って。
たしかにどっちやねんって話ですよね、洗濯機パンは本来水漏れを防ぐための物では無いです。
本来の役割は「結露水対策」なんですよ。結露ってありますよね、窓とかに水が垂れてくるアレ。あの水を受けとめるためのパンなんですよ。
洗濯機の部品は金属性が使われているので昔は結露が発生しやすかったんですね。
最近の洗濯機は改善されていて対策は取られているのですが、水漏れの被害を床に広めないという役割では、必要かもしれないですね。
キッチンに洗濯機置き場を作る施工

キッチンに洗濯機を置く施工は1日で完成します。
流し台を一部撤去します。そして流し台の給水配管から洗濯機用の給水配管を分岐します。
洗濯機に使用する洗濯機用水栓ですがおすすめは、この「緊急止水付」を使ってください。
これは私が必ずおすすめします。

洗濯機の水漏れで怖いのは排水だけではないです。給水配管のホースが抜けて水漏れする可能性もあります!!と言うより、絶対あります!!
緊急止水付の水栓ならホースが抜けたら水は自動で止まります!すごく便利な蛇口なので覚えていてください。
排水はキッチンの排水から分岐すれば簡単に洗濯機に接続できます。繋ぐ位置を間違うとキチンで流した排水が洗濯機に流れてしますので、確実な位置での分岐を。
勾配を計算して台を製作します。洗濯機は水を入れた時は重たくなるのでそれに耐えられる強度のある台が必要です。
キッチンに洗濯機置き場を作るまとめ
キッチンに洗濯機置き場を作るという発想はなかな出来ないと思います。
各家庭のライフスタイルをしっかりヒアリングして、無くしても支障が無い物を撤去してその場所に必ず必要な洗濯機を設置することで、今まで以上に快適な生活が送れると思います。
キッチンに洗濯機置き場を作る費用ですが大体15万ほどで完成します。
今回はキッチンに洗濯機置き場を作りましたが、条件が揃えば洗面台にキッチンを接続することも可能です。
水回りに詳しい業者ならではの施工技術で、可能にできると思います。部屋が少し広くてスペースが有れば、キッチンを移動してさらに使いやすく洗濯機置き場を作れると思います。
そのためにはキッチンの移動を熟知して慣れている専門業者に相談することが一番だと思います。
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