食洗機って古いキッチンに後付け出来るの?食洗機の疑問を徹底解説




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うちのキッチンは古いから食洗機はつけられない、埋め込みタイプの食洗機は後付けできないと諦めていませんか?

実は、食器洗い乾燥機はキッチンに後付けが出来るんです。

もちろん条件があるので全てのキッチンと言うわけにはいきませんが、多くのキッチンに後付けで埋め込み式の食洗機をつけることは可能です。

多くの人が誤解している食器洗い乾燥機の真実。

今回はそんな食洗機についての、疑問と誤解を徹底解説したいと思います。

キッチンを購入した時に食器洗い乾燥機を検討したけど導入するのをやめた、という方は必見の内容ですよ。

キッチンの食洗機には据え置きタイプとビルトインタイプがある

食洗機を後付するためにはという話をする前に、食器洗い乾燥機には2つのタイプがあるというお話をしなければなりません。

食洗機には大きく分けて、キッチンに内蔵される形で取り付けられる埋め込み型のビルドインタイプと呼ばれるものと、主にワークトップと呼ばれるキッチンの天坂の上で使う据え置き型と呼ばれるものの2つに分かれます。

2つの食器洗い乾燥機の容量の違い

2つのタイプの違いとしてまず挙げられるのが容量の差で、基本的にビルトインタイプの方が据え置きタイプよりも容量が大きいとされています。

確かに据え置きタイプだとフライパンや大きな鍋を洗うことはなかなか難しいですが、ビルトインタイプだとこれらの調理器具を洗うことも簡単です。

ただ食器類だけを洗う場合で考えると、据え置きタイプでもビルトインタイプと変わらない量の食器を入れることができる機種もあります。

大きなものが洗えるのがビルトインタイプだと思った方がいいでしょう。

2つの食洗機の食器を入れる時の態勢の違い

次に大きく違うのが、洗うものを入れるときの姿勢です。

埋め込み式のビルトインタイプはワークトップと呼ばれる天板より下にあるので、たくさんの物を洗う時はどうしても腰を曲げる必要があります。

そんなに重い物を持ち上げるわけではないので大きな負担が掛かるわけではありませんが、慢性的に腰が悪い人にとっては辛い体勢となる可能性はあります。

ただ、洗い物をするために20分〜30分のあいだ腰を曲げ続けていることを思えば、ちょっとの間のことなので腰への負担は軽いと思います。

据え置きタイプの食洗器の場合は、キッチンの天版より上に設置されるので、食器などを出し入れするときに腰を曲げる必要はありません。

2つの食器洗い乾燥機の外観の違い

最後に一番大きく違うのが外観でしょう。

据え置きタイプの食器洗い乾燥機はキッチンの上に設置するので、どうしても「後から取り付けました感」が出てしまいます。

また、食洗機への給水管も見えてしまいますし、排水管はシンクの中に入れる形になるので、ゴチャっとした印象を与えてしまいます。

埋め込み式のビルトインタイプはキッチンと一体化しているので、当然ですが見た目はすっきりとしています。

必要な配管も全てキッチンの中に隠れているので、余計なものが見えることもありません。

リビングダイニング側から見える、オープンタイプのキッチンの場合は特に注意が必要でしょう。

キッチンに食洗機を後付けするならキャビネットかシンク下

ここまでお話しでお気付きかと思いますが、据え置きタイプの食器洗い乾燥機は基本的にどんなキッチンにも取り付けることができます。

キッチンと一体型ではないので当然の話ですね。

そう、今回お話したいのはキッチンへ埋め込む形になるビルトインタイプの食洗機が、後付できるかどうかということなのです。

ビルトイン式の食器洗い乾燥機をキッチンに後付けするためには…というお話の前にもうひとつだけビルトインタイプの食器洗い乾燥機の特徴をお話させてください。

キャビネットとシンク下の食洗機の違い

埋め込む形となるビルトイン式の食器洗い乾燥機は、大きく2つのタイプに分けることができます。

それはキャビネットを1つ取り払ってそのスペースに取り付けるキャビネットタイプのものと、シンク下のスペースにつけるものの2種類です。

キャビネットタイプとシンク下タイプとでは取り付けの条件が異なるので注意が必要になります。

キャビネットタイプとシンク下タイプの大きな違いは、食洗機の大きさです。

キャビネットタイプはキッチンの奥行きと高さを全て活用することができ、より大きな食器洗い乾燥機を取り付けることができます。

シンク下タイプはシンクの厚みの分、高さを削らなければいけませんし給排水の配管の関係で奥行きもキャビネットタイプと比べて短くなってしまいます。

しかし、シンク下タイプには小さいというデメリットだけでなく、下洗いした食器を入れやすいというメリットがあります。

キャビネットタイプはどうしてもシンクから距離があるので、食洗機に入れるまでの間で水が床に垂れてしまうということもあります。

双方にメリットデメリットがあるので、食洗機を後付けする際にはキャビネットタイプとシンク下タイプどちらが良いかは十分に検討した方が良いでしょう。

キッチンにビルトイン式の食洗機を後付けするには

では、ようやくですがビルトイン式の食器洗い乾燥機をキッチンに後付けするにはというお話をしたいと思います。

システムキッチンかセクショナルキッチンかを確認する

まず確認しないといけないのは、今お使いのキッチンがシステムキッチンかセクショナルキッチンかというところです。

ビルトインタイプの食洗機を後付できるのはシステムキッチンだけで、セクショナルキッチンにはビルトインタイプの食洗機を取り付けることはできません。

システムキッチンはシンクから作業台、コンロに至るまで、全てが1枚の天板で構成されているキッチン。

逆にセクショナルキッチンはコンロ、作業台、シンクが別々の天板で構成されているものになります。

この2つを簡単に見分けるには、コンロが天板に埋め込まれているかどうかを確認すると良いでしょう。

コンロが天板に埋め立てられていれば、ほぼ間違いなくシステムキッチンです。

ビルトイン式の食洗機をキッチンに後付けする為の必要寸法

ビルトインタイプの食洗機を取り付けるには、設置するのに十分なスペースがもちろん必要です。少し前にお話しましたキャビネットタイプのものと、シンク下タイプのものとで必要寸法は変わってきます。

それぞれの必要寸法は下記の通りです。

キャビネットの場合
奥行65cm以上、幅(引き出し)41.5cm以上、高さ(床から)75cm以上

シンク下の場合
奥行65cm以上、内の奥行60cm、幅(開き戸)45cm以上、高さ(キッチン底からシンク下)47cm以上

システムキッチンであれば、これらの必要条件を満たしているサイズであることは非常に多いと思います。

ただ、キャビネットタイプか、シンク下タイプのどちらかしか条件を満たしていないということはあると思いますので、検討する前にしっかりと確認をしてみてください。

キッチンに後付する食洗機は専用機種でない

設置に必要な寸法が確保されていれば、基本的にはどの国産メーカーのものでも取り付けることができます。(もちろんですが、シンク下にキャビネットタイプの食洗機は入りません)。

食洗機には後付用の専用機種というものは存在しませんので、一般的に販売されているビルトインタイプの食器洗い乾燥機を取り付けることが可能です。

ただ、海外メーカーのものは規格が違うので、一概にどれだけのスペースがあればとはなかなか言えません。海外メーカーをご希望の場合は一度お問い合わせください。

食洗機の後付け工事の流れと工事費

ビルトインタイプの食器洗い乾燥機の後付工事は通常1日で終わります。

手順としては、キャビネットタイプの場合

  1. キャビネットを取り外す
  2. 足ユニットの設置
  3. コンセントの設置
  4. 給排水工事
  5. 食洗機の設置

となります。

実際の工事は1日で終了しますが、食洗機が本当に入るかどうかを確認するため、必ず下見は必要です。

工事費はもちろん現場ごとで異なりますが、基本的には4万円から6万円程度になります。

キッチンのビルトイン式の食洗機を交換する場合

もしビルトイン式の食洗機がすでにキッチンについていて新しいものに買い換えるのなら、これは後付けではなく交換の工事になります。

ですので、コンセントの新設などの電気工事は不要の場合が多く、工事費は若干安くなるケースがほとんどです。

しかし、食洗機のサイズは各メーカーや機種で統一されていますが、給水口や排水口は異なることもあるので、こちらは必要になるケースもあります。

給排水設備の工事が必要かどうかは今取り付いている食器洗い乾燥機と、新たに取り付けるものの品番である程度判断することはできます。

また、取り替えに対応した取替え専用機種という製品もありますので、すでにビルトインの食器洗い乾燥機がついている場合は色々と検討してみてください。

キッチンの食洗機に関する誤解

さて、今のキッチンに食洗機がついていないということは、キッチンを購入された際に食器洗い乾燥機を検討はしたけど不要と判断されたか、そもそも要らないと思って検討すらしなかったかの、どちらかだと思います。

食器洗い乾燥機の後付工事の時にその理由をお伺いすると、多くの方が食洗機に対して誤解を持っているということがわかりました。

ここからは、そんな食器洗い乾燥機の誤解を解いていこうと思います。

食洗機は水道代や光熱費が高くつきそう

「食器洗い乾燥機はお湯を大量に使うので水道代や光熱費が高くなる」と多くの方が思っていらっしゃいますが、実はこれは間違いです。

確かに食洗機が動いている時間は平均すると60分ほどで、食器を手洗いするのよりも時間が掛かり、水道代や光熱費は高くなりそうに思われます。

ですが実際のところ、食洗機で使うお湯の量は手洗いの7分の1と非常に節水であり、ガスでも電気でもお湯を作る光熱費は非常に安く済むのです。

ご家庭の人数や食器洗い乾燥機の機種によって、もちろん詳細は変わりますが、手洗いと比べて食洗機は年間で約2万円〜3万円程度、水道代や光熱費を下げることができるといわれています。

これだけ年間で節約ができるのであれば、食器洗い乾燥機の導入費は3〜4年で回収できるケースがほとんどなのです。

食洗機の乾燥を省いてさらに節約

しかし、稼働時間が60分と手洗いの2倍から3倍時間がかかるのに、お湯の量は7分の1で済むというのはちょっと不思議な感じすると思います。

実は、食洗機で食器を洗っている時間は稼働時間60分のうちの約半分であり、残りの半分は乾燥に掛けている時間なのです。

この乾燥の時間ですが、食器を洗った後すぐに食器棚へしまわなくていい場合は、省いてしまって構いません。食器洗い乾燥機では非常に高温のお湯で食器を洗いますので、その余熱で乾燥させることも十分に可能なのです。

つまり乾燥を掛けずに、光熱費をさらに節約することもできるというわけです。

ただし、その際には食器洗い乾燥機を開けっ放しにしなければならず、水切りかごで乾燥させるのと一緒の状態になります。ですので、ほこりなどが気になるという場合にはオススメしません。

食洗機は食器の汚れが綺麗に落ちない

食器洗い乾燥機で本当に綺麗になるのか、と効果に懐疑的な方が多くいらっしゃいます。

結論から言うと手洗いより綺麗になるのですが、これはハッキリ言って使ってみてもらうまでは伝わらないものだと思います。

「手洗いよりも高温のお湯で洗う」「水圧が強い」など理由は多々ありますが、言葉や画像だけでこの誤解はなかなか解消されないでしょう。

ただひとつ「そうかもな」と思っていただけることがあるとすれば、それは手洗いで洗いにくいものもきれいになるという点でしょうか。

小さい穴の多い金ザルやおろし金、なかなか底に手の届かない細長いコップや水筒など、こういったものも食洗機では綺麗に洗うことができます。

多くの方が実感として手で払っていた頃よりも、食器がきれいになったと思われているというのは、紛れもない事実です。

食洗機は下洗いが面倒くさい

食器洗い乾燥機で食器が綺麗になるといっても、食洗機に入れる前に下洗いをしなければいけないなら、手洗いで全部済ませるのと何が違うのか、と思われている方も多くいらっしゃいます。

確かに下洗いで洗剤をつけてスポンジで食器を洗わなければいけないのであれば、食器洗い乾燥機にかけるのが更に手間という話にはもちろんなります。

しかし、多くの方が勘違いされていますが食洗機に入れる前の下洗いと言うのは「汁を捨てて固形物を取り除く」程度のことなのです。

極端な話、水を使う必要もありません。

魚の骨や皮、食べ残しなどの固形物と、味付けで残った汁、飲まなかったラーメンのスープなどの液体を、食器洗い乾燥機に入れる前に捨てておくというのが、下洗いの本当の意味です。

食器洗い乾燥機に入れる前に払うというわけではありませんので、下洗いが面倒くさいということは大きな誤解であるといえるでしょう。

食洗機の中は雑菌が多そうでカビも生えそう

食洗機の中は高温で多湿、汚れた食器類を入れるのだから雑菌が多くてカビが生えそうというイメージの方が多いのも確かです。

しかし、現在の食器洗い乾燥機は除菌の機能が付いている機種がほとんど。また、国民生活センターによる検証でも「運転終了後の食器や倉庫内各所の一般細菌数を調べたが検出されず、清潔であった」という報告もあるほど、食洗機の中は清潔です。

手洗いで使用するスポンジには雑菌が多いという話もあり、手洗いよりも食洗機で食器を洗った方が清潔であるということが言えるでしょう。

ただ、食器洗い乾燥機のメンテナンスを怠っていた場合はこの限りではありません。

ですが、食洗機のメンテナンスというのは非常に簡単で、残菜フィルターにたまったゴミを水洗いするだけです。それも毎日という話ではありません。

また、食洗機内の汚れが気になった時には食器を入れずに食洗機自体を洗うお手入れのモードもありますので、常に綺麗な状態で使うことも可能と言えるでしょう。

食洗機は洗うのに時間がかかる

確かに食洗機は手洗いよりも時間が掛かります。食器を洗うのに60分もかけるなんて長すぎる、という方もいらっしゃいます。

しかし、これは先ほどもお伝えしたように食器を洗っている時間は約30分であり、残りの30分は乾燥の時間です。食器を洗って乾燥させるまでが60分ならば手洗いよりも遥かに時間は短いと言えるでしょう。

また、食洗機は食器を入れてボタンを押すだけで洗い物が終わるわけですから、仮に手洗いの倍の時間がかかったとしても、手間が省けているわけですから問題ない話だとは思います。

食洗機はうるさい

食洗機は運転音がうるさくてリビングでくつろげない、睡眠の邪魔になると思われている方も多いですが、実際はそんなことはありません。

最近の食洗機は運転が40db(デシベル)前後であり、かなり静かと言えます。この40dbというのがどれくらいの音の量なのかというと、図書館と同じぐらいの静けさとされています。

リビングでの団欒や睡眠の妨げになることはほとんどないといってもいいでしょう。

キッチンに食洗機を付けるメリット

食器洗い乾燥機に対する誤解というのは、これで大部分が解けたかとは思います。

誤解を産んでいた部分というのが、イコール食洗機のメリットでもありますのでここで少しまとめておきたいと思います。

食洗機は節水で節約

食器洗い乾燥機は手洗いするよりも節水であり、水道代や光熱費を大きく節約することが可能です。

ご家族の人数や機種にもよりますが、年間で2万円~3万円程度の節約になるため、3年~4年で食洗機の導入費用を回収することも可能であると言えます。

食洗機は手洗いよりも綺麗に洗える

食器洗い乾燥機は手洗いよりも高温・高圧のお湯で洗浄するので、手で洗うよりも食器は綺麗になります。

また目の細かい金ザルやおろし金、コップや水筒などお手洗いで洗いにくいものも、食洗機はきれいに洗浄してくれます。

食洗機はしっかり除菌で手洗いよりも清潔

食器洗い乾燥機には除菌機能がついているため、手洗いよりも非常に清潔な状態に食器を保つことができます。

また食洗機内を洗浄するお手入れモードもあるので、食洗機自体も清潔に保つことは可能です。

食洗機はボタンを押すだけで時間を有効に使える

食器洗い乾燥機があれば食器を並べる、ボタンを押す、食器を取り出して食器棚にしまう。これだけで洗い物が完了します。

今まで洗い物に取られていた時間を別のことに費やすことができるので、日々の時間を有効に使うことはできると言えるでしょう。

キッチンに食洗機を付けるデメリット

ここまで食器洗い乾燥機に関する良い面ばかりを伝えてきましたが、デメリットというのは存在しないのでしょうか?

基本的には手洗いに頼るより、食洗機を活用した方が良いと思っていますが、デメリットがないわけではありません。ここではそんな食洗機のデメリットについてお話したいと思います。

食洗機では洗えないものもある

食器洗い乾燥機のデメリットで、一番真っ先に出てくるのは全ての食器を洗うことができないというところだと思います。

食洗機で洗えないものは大きく分けて次の3つになります。

食洗機で洗うと変色の恐れがあるもの

食器洗い乾燥機は高温で洗うため、それによって変色する恐れがある食器は洗うことができません。代表的なものは、

  • ●漆塗り
  • ●クリスタルグラス
  • ●カットグラス
  • ●銀
  • ●アルミ
  • ●銅
  • ●木製
  • ●竹製

になります。あまり一般家庭でしょっちゅう使うようなものではありませんので、食洗機が全然使えないというご家庭は少ないかと思います。

例えば、年に一度や二度は漆塗りの食器を使うなら、忘れて食器洗い乾燥機に入れないようにしないといけない、と言ったところだと思います。

食洗機で洗うと壊れる恐れがあるもの

高温や水圧で壊れる恐れがあるものも食器洗い乾燥機に入れることはできません。代表的なものは、

  • ●貫入食器(ひび割れ模様ステンドグラス状の食器のこと)
  • ●耐熱温度90度以下のもの

になります。耐熱温度が低い物は当然ダメなのですが、ひび割れ模様の食器も水圧に耐えられないため、食洗機に入れられないというのには注意が必要です。

また、普通の食器でもヒビが入ってしまっているものは、そのヒビから破損してしまう恐れがあるので使うことはできません。

食洗機に入れると危険なもの

中には食器洗い乾燥機に入れると危険なものもあります。代表的なものは、

  • ●強化ガラス製のもの
  • ●飛ばされやすい軽いもの
  • ●包丁

になります。

プラスティック製の小さいものなど、水圧に耐えられず飛ばされてしまう軽いものは入れることができません。別に飛ばされても洗えるならと思われるかもしれませんが、排水口をふさいでしまう可能性もありますし、乾燥時にヒーターに落ちると発火の原因にもなります。

ただ、これらの軽いものは小物を食洗機で洗う専用のカゴなどがありますので、こちらを使用すれば食洗機の中に入れることは可能です。

また、包丁も食器洗い乾燥機の機種によっては包丁専用のセット場所が搭載されているものもあるので、そういった機種なら包丁を洗うことは可能です。

強化ガラス製のものも、粉々になって飛び散る恐れがあるので使用することはできません。

食器洗い乾燥機は導入費用がかかる

当然の話ですが食器洗い乾燥機をキッチンに組み込むにはそれなりの費用がかかります。

特に後付けになると工事費用もかかるので、キッチン購入時に食洗機を導入するのと比べるとコストは高くなってしまいます。

食器洗い乾燥機は機種によってもちろん値段が違い、高価なものは非常に高価ですが、ビルトインタイプの食洗器の一般的なものの相場は8万円~10万円程度。

一般的な工事費が4万円から6万円程度ですので、ビルトインタイプの食洗器をキッチンに後付けしようと思うと大体12万円~16万円が必要ということになります。

しかし、先ほどもお話したように食器洗い乾燥機は手洗いと比べて非常に経済的であり、年間で2万円~3万円程度節約することが可能です。

そう考えると、4年〜5年程度で導入費用は回収することができます。

食器洗い乾燥機の寿命、というと個体差があるのではっきりとは言えませんが、一般的に10年は使える製品だとされています。

確かに一時的に費用はかかりますが、必ずしもそれが、支出だけで終わるとは言えないでしょう。

キッチンに食洗機を付けると収納量が減る

こちらも当然の話ですが、ビルトインタイプの食器洗い乾燥機を導入すれば、引き出しやシンク下のスペースがなくなってしまうので、キッチンの収納量は減ってしまいます。

よく食洗機が収納庫も兼ねるという話はありますが、食器洗い乾燥機の中に食器をずっと入れっぱなしという人はほとんどいません。それは、食洗機に食器が入ったままでは次の食器が洗えないからです。

今まで水切りカゴがあったスペースがフリーになるので、収納は減ってしまいますがキッチンの天坂の上のスペースを広く使うことができるようなる。

というメリットはありますが、ビルトインの食洗機を後付すると、収納スペースが減ってしまうというのは宿命的な話ではあります。

ただ、このデメリットを解消する方法は一つあります。それはビルトインタイプの食洗器を今のキッチンに後付けするのではなく、キッチン本体ごとをリフォームして最新のキッチンに食器洗い乾燥機を送り込むという方法です。

最新のキッチンは、一つのスペースに収納できる食器や調理器具の数は格段に上がっています。

ビルトインタイプの食洗機が奪ってしまうスペースを差し引いても、リフォーム前のキッチンと比べて収納量が変わるということは十分考えられ、キッチンのリフォームを機に食器棚を一つ処分される方もいる程なのです。

キッチンに取り付けるビルトイン式の食洗機を選ぶポイント

ではビルトインタイプの食器洗い乾燥機は、どんなものを選べばよいのでしょうか?ここでは食洗機を選ぶ際のポイントを少しご紹介したいと思います。

食洗機の容量を確認する

まず一番に確認しなければいけないのは食器洗い乾燥機の容量です。

食洗機の容量は○人分という単位で表されることが多く、ビルトインタイプであれば基本的に5〜6人分、大きいものだと8人分というものもあります。据え置きタイプの食洗器であれば、3人分というものも存在しています。

ただ、この○人分というのは明確な基準とは言い難い部分もあります。どのくらいの大きさでどういう容量があれば1人分のサイズなのかというのが、メーカーによってまちまちだからです。

ですので、大きくはこの○人分でサイズを見た後、必ず食器が何点収容できるかを確認して下さい。Aのメーカーでは40~50点で5~6人分と書いていたのに、Bのメーカーでは同じ点数で6~7人分と表記されていた、なんてこともあるのです。

また、メーカーが想定している食器と実際にご家庭で使用している食器の大きさは異なります。40点入ると書かれている食洗機に、そこまで物が入らなかったということも十分にありえます。

こういったことを解消するために、必ず食器洗い乾燥機を選ぶ際にはカタログを見てから決めて下さい。

カタログにはコップ○点、お茶碗○点、お皿○点が同時に洗えますというような書き方をしているのでより想像しやすく、メーカーが想定している食器のサイズもなんとなくわかります。

またカタログには細かいサイズの表記もありますので、実際にご家庭で使っているフライパンや鍋、丼などの大きな食器が入るかどうか、水筒やコップなど細長いものをいれる場所があるかなど、食洗機の中の構造もしっかりと確認しておくと後悔がないと思います。

食洗機にどんな機能がついているかをチェックする

近年の食器洗い乾燥機には色々な運転モードが搭載されています。先ほど少しお話した除菌モードやお手入れモード、エコモードやお急ぎ運転などが代表的なものです。

こういった運転モードは種類を確認することも、食器洗い乾燥機を選ぶ上で重要なポイントといえるでしょう。

ご家族の人数が多いので、食洗機は必ず1回の食事で2回使わなければならないのなら、お急ぎ運転は必須でしょうし、小さいお子さんがいるので除菌に気を使うなら、除菌モードやお手入れもとは必須となるかもしれません。

ご家族ご家庭の状況に合わせて、必要な運転モードは変わってくるものです。

食洗機は国産か海外メーカーか

ビルトイン式の食洗機の後付で選べることは非常に稀だと思いますが、海外メーカーの食器洗い乾燥機も候補に入れておくと良いかもしれません。

なぜなら食洗機の歴史は欧米から始まっており、日本のメーカーはかなり後発の部類に入るからです。

海外メーカーの食洗機は非常にパワーが強く、日本のメーカーのものよりもサイズが大きいのが特徴で、ご家族が多かったり、大皿料理や大きな調理器具を使ったりするご家庭には向いていると思います。

ただ海外メーカーの食洗機は日本の規格とは異なるため、国内メーカーのキッチンに取り付けられるとは限りません。特に後付けとなると難しいケースが多いでしょう。

ただ海外製品の場合は、故障した時の対応が遅かったり、食洗機だけを買い換える時に、また海外メーカーを選ばなければならない可能性があったりするので、購入した後も何かと面倒な部分があるのは確かです。

そういったところもしっかり考慮に入れて、海外製品の食器洗い乾燥機は選んでください。

キッチンの食洗機は専用洗剤を使う

食器洗い乾燥機を購入された方からよく聞かれるのが、洗剤をどうすればいいかということです。

食洗機には必ず専用の洗剤を使わなければなりません。これは手洗い用の洗剤と食洗機用の洗剤とでは戦場の方法が違うからです。

手洗い用の洗剤は簡単に言うと汚れを「浮かせて剥がす」もので、食洗機用の洗剤は「溶かして落とす」ものになります。

食洗機では手洗いでできない高温高圧で洗浄することにより、手洗いよりも早くきれいに節約して食器を洗うことができます。

その方式に合わせて洗剤も成分が違うものを使っているということなので、洗剤は必ず食洗機専用のものを使わなければなりません。

また、食器洗い乾燥機用の洗剤の種類によって洗える物洗えないものが異なることもありますので、使用する前には必ず注意書きを確認する必要があります。

キッチンに食洗機は必需品と言ってもいい

ビルトインタイプの食器洗い乾燥機を使いたかったけれども後付けは出来ないと思って諦めていた、もしくは食洗機について多くを誤解しキッチンの購入時に取り付けていなかった、という方に食器洗い乾燥機の真実を伝えられたならば幸いです。

日々の洗い物という煩わしい時間を取り除いてくれる食洗機は、これからの時代に必需品と言っても過言ではないように思います。

古いキッチンに後付けするにしても、これを機にキッチンを全てリフォームするにしても、食器洗い乾燥機を導入することで明るい未来が待っているはずです。

 

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