今日はシステムキッチンのリフォーム費用を紹介します。
キッチンのリフォームをしようと思っても、費用もわからない、見積もりの仕方も業者選びも悩んで、結局「また今度にしよう」なんて思ったことないですか?
私もパソコンを買うときにメッチャ迷いました。性能や機能の事が全くわからないんで、メーカーのカタログを見れば色々書いてあるけど実際、「パソコンに詳しい人」じゃないと理解できないですよ。
今回はそんな悩みや疑問をすべて解決します。
もくじ
キッチンリフォームの費用の内訳

キッチンのリフォームの費用は大きく分けて2項目に分けれます。
- キッチンの商品代
- 施工費
この2項目でキッチンリフォームの費用が決まります。
キッチンの商品代
キッチンの商品代は各ご家庭でいろいろな種類やメーカーにするので「必ずこの金額です」と断言するのは難しいです。
出来ることなら明確にお話したいですよ、電話やメールで「いくら?」って聞かれたときにパって答えられたら、どれだけみんな安心して計画を立ててキッチンリフォームの準備できるか。
ですので、キッチンの商品代が変動する理由も今回一緒にお話して、今までの経験上で多かった‘‘一般的な標準のキッチン‘‘の商品代金をご紹介します。
その一般的なキッチンの商品をもとに、ある程度資金計画を立ててください。
キッチンの商品代が変動する理由
チラシやインターネット、メーカーのカタログなどで表記している‘‘標準価格‘‘は最低限この商品で使用できます。ぐらいの設備が付いています。

この画像はクリナップ ラクエラのシステムキッチンですが小さな字で‘‘金額にCAボードは含まれておりません‘‘と書いてあります。
このCAボードは一般的に言う‘‘キッチンパネル‘‘です。
キッチンパネルコンロ周辺の壁面に取り付ける壁面パネルのこと。 耐火性が高く、油や臭い、汚れがつきにくいステンレスやアルミ、タイル、ホーローなどが主に用いられている。 近年は、目地が汚れやすく掃除が大変なタイルに代わって、目地が少なく、手入れしやすいホーローやステンレスが好まれている。
キチンパネルはキッチンリフォームに必要ないのか?

私の経験上、キッチンパネルを貼らないリフォームはほとんどないですね。掃除をしやすくするためには、やはりキッチンパネルは必要ですね。
だったら最初から定価に入れて欲しいですよね、ややこしくなるのに。もし、必要なければ定価から省けばいいだけで、後から定価が上がるより下がる方がうれしいですよね。
キッチンのグレードによる費用の違い
システムキッチンは大きくわけて3種類のグレードがあります。わかりやすく言うと‘‘松竹梅‘‘のように。
グレードが変わることでキッチンのリフォーム費用が大きく変わります。
グレードがあるので、キッチンリフォーム費用が50万~60万、100万~150万、150万~200万と大きく変化する原因の1つです。
- 50万~60万
- 100万~150万
- 150万~200万
実際問題、私はあなたが「キッチンにどこまで性能を求めてるのか」は最初の時点ではわからないです。
極端な話ですが、もし、あなたが「キッチンいくら?」って聞いた時に私が一番高い「200万です」って答えたときにどう思いますか?安っ!って思いますか、絶対高いって思うでしょ?「キッチンリフォームやめよう」って思いますよね。
逆に一番安い金額を聞いたら「憧れのあのオープンキッチンがこの値段で出来るんや!」って思うでしょ、実際見積もり出したらガッガリする金額になったりして。
実際の金額を聞いてガッガリするパターン、たまにありますね。他社のチラシで「大特価!」みたいな広告を見て当社に電話をしてくれる方で、チラシに掲載してある商品が自宅に設置できないタイプで、設置できるように見積もりをすればチラシに掲載金額よりも大幅にアップしたり。
グレード別 商品の違い
お求めやすい一般的な商品の材質は木製です。中級品になってくると材質がステンレス製になり、高級グレードになると天板がセラミック製になったりと材質も大きく変わってきます。
- 木製
- ステンレス
- セラミック
正直、どれが悪い、良いかは難しいですね、予算にもよるし、使い方にもよると思うし。
「木製は匂いが付いたり汚れが染みついたりしないか」と言う相談を受けますが、汚れたままにして掃除しなかったら当然汚れます。匂いも付くし隙間から浸み込んだりしますね。
掃除しなくていいキッチンはないので、そのグレードや材質に合った使い方をしないとアカンと思いますよ。
ステンレスのキッチンも掃除をすれば簡単に汚れは落ちます。ただ、醤油とかこぼれたままにしていたらサビます。絶対にサビてきます。
セラミックも掃除はしやすい、抜群にしやすいです。正直、うちにも欲しいです。笑
高くて買えないですが、、、。セラミックも掃除をしなければ汚れます。
キッチンの種類による費用の違い
キッチンには大きく分けて3種類の種類があります。
- 壁付けキッチン
- L型キッチン
- オープンキッチン
基本的に費用は標準のパターンでご紹介します。
壁付けキッチン

壁付けキッチンとはマンションや戸建てで一般的に使われている種類のキッチンです。
壁付けキッチンのメリット・デメリットをいくつか紹介します。
壁付けキッチンのメリット
- 費用が安い、お求めやすい価格帯の種類が豊富
- リフォーム時に他の追加費用がほぼ必要ない。
- 使い慣れている形なので作業がしやすい
壁付けキッチンのデメリット
- サイズが小さい場合、調理スペースが少ない
- 2人で作業する場合、動線で避け合いながらの移動になる
- サイズが大きい場合、シンクからコンロまでの移動距離が長くなる
標準的な機能のキッチンの費用は50万~70万ほどです。
L型キッチン

L型キッチンは広いお家で多いキッチンの種類です。
L型キッチンののデメリット・メリットをご紹介します。
L型キッチンのメリット
- 作業スペースが広い
- 作業動線がスムーズ
- 2人で作業しても邪魔にならない
L形キッチンのデメリット
- 広い設置スペースが必要
- 商品代がI型に比べて高い
オープンキッチン

人気のオープンキッチンですね。
オープンキッチンのデメリット・メリットを紹介しますね。
オープンキッチンのメリット
- 開放的なキッチン
- 小さな子供がいても安心して作業できる
- おしゃれ感がある
オープンキッチンのデメリット
- 広いスペースが必要
- 商品代、施工代が高価
- リビングのテレビの音が聞こえにくい
キッチンのリフォーム費用に含まれる施工費

キッチンリフォームに含まれる費用で、一番不透明かもしれない施工費のお話をしますね。
施工費は各業者、費用はバラバラです。バラバラの理由は何でしょうね?各業者いろいろと考えてるんじゃないですかね。笑
まず大きな理由が2つあります。
- 担当業者の知識不足
- 職人の給料の安さ
この2つが大きな理由ですね。
担当営業の知識不足
この説明は簡単です。単に経験の少ない担当者に当たっただけですね。そうです、担当者は選べないんですよ。
「ココの会社は大きくて信用できそう」と思って見積もりを依頼しても、実際に打ち合わせに来るのは営業マンです。
大きな会社=社員全員知識豊富 の考えは間違っています。中には新卒の研修を終えたばかりのコが打ち合わせに来ることもあります。
決して若い経験の浅い子がダメと言ってるんじゃないですよ、詳しくて出来る子はたくさんいます。
ただ、リフォームは経験が大事です。あなたの意見や考えを聞く力、提案する力など様々な能力が必要になります。
今から200万円かけて、あなたはリフォームします。の話
実際によく考えてください、今からあなたが200万円かけてリフォームします。
今まで毎月コツコツ貯金してきた大事なお金です。ためるのにも苦労した200万円です。
そのキッチンリフォームの相談相手が3か月前にリフォーム会社に入ったばっかりの新人だったらどうします?
実家暮らしで掃除、炊事、洗濯などすべて親御さんがしてくれてるでしょう、その担当者に自分の家の不満な事、憧れのリフォーム内容を相談して、確実にあなたの気持ちを汲み取って素晴らしい提案をしてくれると思いますか?
私は、ハッキリ言います。そんな新人担当者は嫌です。
200万円ですよ、200万円を新人担当者に委ねますか?笑
知識不足で施工内容がわからない

- 経験豊富な担当者が確実に必要な工事が盛り込まれている見積書
- 経験の浅い他担当者が表面上だけの工事の見積書
どっちが金額低いと思いますか?
当然表面上だけの工事ですね。経験の浅い担当者は専門的な施工知識がないので詳しく把握できないです。
結果必要な工事が見積もりに反映されてないので、当然費用は安くなりますよね。
まぁ、この見積もりを
- 安い見積もりにしてくれてありがとう
と取るか
- 必要な工事が反映されてない見積もりは失敗
取るかは人それぞれですけどね。
表面上だけの金額の安さを求めるか、確実に失敗の無いキッチンリフォームの費用を安く求めるか。
ここでお客様はこう言います。
「何が正しいかわからんもん!!」
確かにわからないですよね、、、、だから
一緒に勉強しましょう。わからないことは何でも聞いて下さい!
私に聞いていただければ、ほぼ、答えられます!(ほぼですよ。笑)
リフォームは二人三脚で進めるものです。一人で考えて決めても必ず失敗します。あなたのイメージを経験豊富な担当者が形にしていきます。
職人の給料の安さ
これも大きな問題ですよね。給料と言うより職人さんが請け負う金額ですね。
基本的にリフォーム会社から各専門業者に工事を依頼します。
この依頼する金額が低いと工事金額は低くなります。
低くなると喜んでいるあなた、あなたのリフォームはこの時点で5割失敗しています。
こんなことわざがあります。「安物買いの銭失い。」
安物買いの銭失い安いものは品質が落ちるので、買ったときは得をしたように感じるが、すぐに壊れて使い物にならなくなるから、結局は高い買い物をすることになるということ。
安いのがダメなんじゃないですよ、安請け合いする職人がダメなんですよ。
きちんと現場の説明ができない担当者の話だけで、仕事を請け負った職人さんにいい仕事ができるとは思いません。
先ほどの話ですが二人三脚は担当者と職人さんとの間にも言えます。
キッチンリフォームの見積書に入ってる施工内容
ここで当社の実際のキッチンリフォームの見積書をお見せします。

順番に説明しますね。
キッチンリフォームの解体工事
この解体工事は今使っているキッチンの解体工事です。
キッチンリフォームの電気工事
キッチンリフォームに必要な電気工事です。
換気扇の配線。手元灯の配線。コンセントの配線など。
キッチンリフォームの配管工事
給水配管。給湯配管。排水配管。食洗器が必要な場合は、この時に食洗器専用の配管をします。
キッチンリフォームの下地工事
大工工事です。キッチンの設置する箇所の下地工事が必要な場合は壁を造作します。
キッチンリフォームの組み立て工事
システムキッチンの組み立てです。ここでキッチンパネルも貼ります。
廃材処分費・諸経費
キッチンのリフォームで発生した廃材の運搬費、処分費。
そして現場管理費用の諸経費です。
以上がキッチンリフォームの大きな施工内容です。
普通にキッチンリフォームをする場合はだいたいこの内容で大丈夫です。
よく「追加費用はないの?」と聞かれますので、今回は追加費用についてもお話します。
キッチンリフォームの時の追加費用
リフォームの時に追加費用が一番気になりますよね、いざ工事が始まっていきなり「追加費用がかかります。」なんて言われて納得できますか?
私は納得できないです。工事始まってから言われても逃げ場内ですよね。悪い業者の手口ですね。
ココでキッチンリフォームの時の「起こりうる追加費用の内容」を今までの経験で実際にあったことなども紹介します。
- 換気扇のダクトが外れていた(天井裏)
- 床が水漏れで腐っていた
- キッチンのまわりの壁が腐ってた
これぐらいですかね、意外と少ないでしょ?逆にこれぐらいの追加工事が発生する検討が付かないリフォーム会社や担当者は断ったほうがいいですね。
完全に経験がないです。こういう内容は実際に自分が経験していないとわからないので。
最近はリフォーム会社ではない会社が、リフォームのサイトを作っていろいろ書いてますが、私から言わせれば、「で、何百件リフォームしてきました?」と言いたいですね。
実際はリフォーム工事の経験はゼロに近いです。それなのに、調べて本格的に聞こえるように紹介しているのもどうかと思いますけどね。
お客様からの追加工事の場合の費用
キッチンリフォームの時の追加費用はお客様からの追加工事の依頼でも発生します。
- キッチンの壁に収納棚が欲しくなって追加工事を依頼
- キッチンまわりの壁や天井のクロスや床の張り替え
- キッチンまわりの壁にコンセントを増やしてほしい
だいたいキッチンリフォームの時にキッチンに関係する追加工事ですね。そのほかの内容になるとキッチンリフォームの工事と大きく変わってくるので、あまり追加工事は依頼しない方が良いですね。
キッチンリフォームの時に一緒にできるような簡単な工事であれば当社、追加費用なしで一緒にします。
しかし大幅にキッチンリフォームとかけ離れていれば、見積もりを出す必要があります。
見積もりを見る前に追加工事をしてはダメですよ!あとから業者に追加費用で高めに請求される場合があるので。
キッチンリフォームが得意な会社、苦手な会社
工務店やリフォーム会社なら全ての会社がキッチンリフォームが得意と思っていませんか?
それは間違いです。
工務店でもリフォームより新築が得意な会社もあります。
当社は新築は全くできないです。専門外です。あと店舗も受けないです。飲食店とか。
理由は私に店舗工事の知識が無いからです。全く無いわけではないですよ、少しぐらいの知識はありますが、その知識で完璧に円滑に店舗工事が進められる自信がないです。
ですから、当社に店舗工事は依頼しないでくださいね。笑
しかし、住宅のリフォームは得意です。特に水回りリフォーム。
この様に新築は得意、リフォームは苦手。
店舗は苦手、住宅の水回りリフォームは得意。
と言ったように、あなたがやりたいリフォームの内容でリフォーム会社を決めるといいです。
まぁ、みんな「大丈夫です、得意です」って言いますけどね。苦笑
業者の見極めが大事です。
そのために業者と打ち合わせをするんですよ!!
キッチンリフォームが得意な会社の見極めの仕方

キッチンリフォームが得意な会社の見極め方は簡単です。
とにかく質問!!
キッチンリフォームが得意な会社はほぼ答えられます。人気のキッチンメーカーや材質など、さらに詳しい担当者であれば使い勝手も答えてくれるでしょう。
逆にこんな答え方をする業者はダメです!!
「業者に聞いて確認しますね。」
私ならこう言いますね、「自分何しに来てん?」って 笑
おかしくないですか?打ち合わせに来たのに「わからんわからん」って 笑
わからんなら来るなよって話でしょ。
こっちは聞きたいことがあるからわざわざ家に呼んで時間まで作ってこの日を迎えたのにですよ、いざ聞いたらわからん!
ほんで、「ざっくりナンボぐらい?」って聞いたら、「帰らないとわからないですね」、、、なんでやねん!!
今までキッチンリフォームしたことないんか自分?ざっくりわかるやろ?って思いません?こんなん大阪のお母さんは納得せーへんで。
そうでしょ?ちなみに私はざっくりお答えしますけどね。ほぼほぼ間違いないぐらい近い金額を教えられます。
会話のキャッチボールができる業者にしましょうね。
キッチンリフォームの費用
キッチンリフォームの費用ですが、クリナップ ラクエラでご紹介しますね。
- 180㎝
- マンション
- 壁付けI型
- ガスコンロ

こんな感じのシステムキッチンです。色はとりあえずこの色で。
これが商品のイメージ画像です。こういうのがあればなんとなくイメージが付きやすくないですか?


これが商品の詳しい明細です。あくまでも定価の金額なので、実際はこんなに高くないですよ。
商品合計が約75万円です。この金額から60%オフが実際の金額、約30万円です。意外と割引大きいでしょ。
この30万はあとで出てくるのでちょっと覚えておいてくださいね。
キッチンリフォーム施工費
これは先ほど紹介した施工内容です。
- 解体工事
- 配管工事
- 電気工事
- キッチン組み立て工事
- 廃材処分費
- 諸経費
上記の内容で施工費が18万円です。
先ほどの30万円と施工費の18万円をあわせた48万円がキッチンのリフォーム費用です。
これが安いと思う人もいれば、高いと思う人もいます。
この金額で優和さんでキッチンリフォームしたいと思ってくれる方が少しでもいれば、ありがたいことです。
キッチンリフォーム費用まとめ

どうですか?キッチンリフォーム費用、なんとなくイメージついていただけましたか?
実際にあなたのお家のキッチンリフォームが正確にいくらかは、ここで紹介した費用より多少前後するかもしれないですが。
キッチンリフォームが得意なリフォーム会社に相談すること成功のカギですね。
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