バスタイムにゆったりくつろぎながらテレビを見たいと考える人は多く、お風呂ののリフォームをする際に、ユニットバスのオプションでテレビを設置する方法や、後付けで新しく浴室用テレビを設置する方法などがあります。
その場合どのようなことに注意が必要でしょうか?
お風呂場にテレビを設置する場合のメリットや費用、設置方法などについて詳しくご紹介しましょう。
もくじ
お風呂にテレビを設置するメリット
そもそもお風呂にテレビを設置するメリットはあるのでしょうか?
お風呂場にテレビが無いからと言って不都合があるわけではありませんが、お風呂場にテレビを設置することで得るメリットはあります。
では、そのメリットとはどんなものでしょうか?
お風呂場にテレビがあれば、おのずと入浴時間が長くなります。入浴時間が長くなると言うことは、ゆっくりと入浴時間を楽しめたり、半身浴をしながらテレビを見ることでできます。
浴室テレビを見ながら半身浴

半身浴で長時間お風呂場にいることが苦になる人は、この浴室テレビを設置することで、長時間の半身浴を楽しく過ごすことができるようになります。
半身浴とは、38度から39度のぬるめのお湯に胸からの下半身だけゆっくりと浸かる入浴方法です。
半身浴は、血行がよくなり、身体の冷えを解消したり、疲労回復にも役立ちます。
浴室テレビを設置することで、半身浴が楽しく続けられるようになるならば、間接的にではありますが、心身ともに健康になれると言うメリットがあります。
浴室テレビで人間関係が円滑になる

浴室テレビを設置すれば、家族間でのチャンネル争いが減ると言ったメリットがあります。
お風呂ででゆっくり一人でテレビを見ながらくつろげると言った時間を得たり、副交感神経が活発になり気持ちが穏やかになることで、周りの人との人間関係が円滑になると言ったメリットを得ることでできます。
お風呂のテレビ種類

お風呂にテレビを設置する場合に考えなければならないのが、テレビ電波の受信をどうするかです。
テレビ電波の受信の方法は、屋外のアンテナからアンテナ線を引いて受信させる方法や、テレビそのものに受信する機能があるワンセグにするのかです。
基本的に浴室テレビをお風呂場に設置する場合、画質の良いのは断然、地デジタイプのテレビです。
画面のサイズも地デジタイプの方が豊富ですが、アンテナ配線や電気配線などの費用も掛かるため、予算に余裕がある場合におすすめします。
また、ワンセグタイプのテレビは、コスト的にもお手頃で費用を抑えたい方におすすめです。
各ユニットバスのメーカーの浴室テレビについてご紹介しましょう。
リクシルの浴室テレビ

リクシルの最高級ユニットバスである「スパージュ」のオプションである浴室テレビは、業界最大画面32型の浴室テレビです。
迫力の大画面で見る浴室テレビは、まるでシアタールームにいるような臨場感を味わえます。
別オプションであるフルデジタルサウンドと合わせれば、劇場やスタジアムにいるような気分でバスタイムを過ごすことができます。
また、リクシルのユニットバス「アライズ」などのオプションで設置できる16型浴室テレビも地上、BS、110度CSデジタル放送を楽しむことができます。
外部接続のDVDプレイヤーとも接続できるので、お好きなDVDをバスタイムに楽しむことができます。

パナソニックの浴室テレビ

電化製品メーカーでもあるパナソニックの浴室テレビには、地デジ・BS・CS放送対応 バステレビ 16V型「 HDMI接続対応」とワンセグ放送対応 バステレビ 5V型が、ユニットバスのオプションとしてあります。
対応のユニットバスのシリーズは、「Lクラス」「リフォムス」「オフローラ」「FZ」マンション用ユニットバス「MR-X」です。
地デジ・BS・CS放送対応 バステレビ 16V型は、ブルーレイディスクコーダーとも接続可能です。浴槽に浸かってゆったりと映像をお楽しみいただけます。
タカラスタンダードの浴室テレビ

16型ワイドTFT液晶パネルの浴室テレビは、斜めから見ても美しい幅広い視野角です。
カラーもホワイトとブラックから選ぶことができ、臨場感のある高画質な映像が楽しめます。
その他の浴室テレビ
浴室リフォームをきっかけに、お風呂に浴室テレビを設置する場合や、壁に埋め込む工事をして設置する場合には費用が多く掛かります。
ただ浴室テレビを設置したいと言った場合、ポータブルで持ち運べる防水テレビをを選択する方法もあります。
ポータブルテレビを浴室に持ち込む場合、工事費が掛からずお手頃で良いと利点ばかり見えますが、デメリットもあります。
例えば、充電が必要であったり、電波がお風呂場まで電波が届く必要があります。ポータブルテレビを購入する前に、お風呂の電波の状況を確認しておく必要があります。
お風呂にテレビを設置する必要工事

お風呂にテレビを取り付けたいと考えた場合に、重要なことのひとつに費用があります。
浴室テレビ本体の価格や工事費用など気になるポイントですね。
例えば、お風呂を全面的にリフォームする予定があれば、浴室テレビがオプションでつけられるユニットバスを選べば、セットで工事ができます。
ただ、浴室テレビのみを単体で取り付ける場合、浴室テレビ本体を壁掛け式もしくは埋め込み式を選ぶ必要があります。
どちらも取り付ける場所を決めて工事を進めて行きます。
- ●壁掛け式
壁掛け式の場合、お風呂の壁にビスで固定金具を設置して薄型浴室テレビを取り付けます。
浴室の壁に穴を開けることなく手間がかからない為、工事費用が安価で済みますが、落下の危険性があります。
業者に取り付けを依頼した場合、保証制度を利用すれば現状復帰をしてもらえることがありますので、業者での取り付けをおススメします。
- ●埋め込み式
埋め込み式は、壁の中に浴室テレビを埋め込むため、場所を取らず、固定力もあり違和感がないのが特徴です。
ただ、デメリットとしては、設置するときの工事費用が割高であることと、故障した場合に修理の手間と費用が高くつくことです。
どちらの工事も、各配線やアンテナを通すために、お風呂の壁に穴を開ける必要があります。
配線を通す穴を開けて、天井裏の配線を行います。テレビアンテナ線を、各部屋のテレビに繋がっているアンテナ線の分配機に、浴室用テレビのアンテナ線を繋ぎます。
次に浴室の天井にテレビチューナーを設置します。チューナーに接続したコードは、天井裏から壁の内側を通り、壁面に開けた穴へと通します。最後にテレビ本体を設置して終了です。
工事自体は3時間ほどで終了できる工事ですが、工事費用は3万円程度と考えられます。
今流行りのDIYで浴室テレビの設置を考える場合、お風呂にテレビの設置工事は、電気と水と言う相性の悪い工事となるため、中途半端な工事をすれば、故障や事故の原因に繋がります。
危険を伴う工事と考えられるため、DIYでの工事はおススメできません。
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